
会社説明会や動画だけではなかなか知ることができない、エンジニアの業務。
製品開発に携わる新入社員の瑠璃川が、1人前のエンジニアとして自身が手掛けた製品が世に出るまでを記す。
ゆえにこの連載は来月で終わるかもしれないし、10年かかるかもしれない。
Work at ADN -THE REAL-を通してADN発、新入社員成長ドキュメンタリーを紹介します。
百聞は一見に如かず
2023年9月 配属2ヶ月目
瑠璃川はこれまで「トリムライン」という製品を通して、より顧客の要望に応える改良を行っていた。
現在は改良した製品のサンプルを完成させ、DNライティング技術部と連携して製品を形にしている所だ。
改良した製品のサンプル完成に至るまで、製造グループメンバーと何度も提案と相談を重ね、やっとの思いで彼女の作品を作り上げた。
製造グループの要望から「作りやすさ」だけを優先しても、原材料の「安さ」だけを優先しても、「良い物」は出来ない。
「顧客の要求水準を満たした、より良い製品」を仕上げるために、何度も失敗しながら最適解を模索していく。
当社の「失敗しても良いからチャレンジする姿勢」を後押しする環境があるからこそ、多くの業務でトライ&エラーを繰り返して経験を積むことができる。
それだけではなく、日常業務のものづくりに関わりながら製品への知識やノウハウの習得に励んでいる彼女は、徐々にその才覚を表している。
その一面が見て取れたのは、彼女がこれまで全く触れたことが無い既存の製品をゼロから試作するという取り組みを行った時だ。
当社の製品は部品の収集から材料の加工、組立までを各部署が役割を分担して行っているが、この取り組みは彼女自身が全ての工程を体験して未知の製品を完成させるという主旨で行う。
このような製品試作はエンジニアとして『物を触って手を動かしながら分からない所を解消していきたい』という彼女に絶好の機会だ。
今回彼女が挑戦する試作は、まだ使い方も分からない未知の部品を使用し完成形が分からない未知の製品を作りあげるため、エンジニアとしての実力やアイデアが試される。
しかし彼女は知識がゼロの状態から試作を完成させ、当たり前のように設計されていた構造にも疑問を抱いたり、開発をベースとした彼女ならではの意見を出したりした。
教育係はこれに驚き、今後の新製品開発に活かせるのではと期待が寄せられている。
配属2ヶ月目では『実務から入りたい』『狭く深く教わりたい』という彼女の意向がより実現された業務となっていた。
製品の知識や構造の理解を身に着ける中で、物に触れる楽しさを実感できる当社の設計。
次回、彼女はどんな試作を行い、何を学ぶのか、目が離せない。
実際に試作した製品
製品開発に携わる新入社員の瑠璃川が、1人前のエンジニアとして自身が手掛けた製品が世に出るまでを記す。
ゆえにこの連載は来月で終わるかもしれないし、10年かかるかもしれない。
Work at ADN -THE REAL-を通してADN発、新入社員成長ドキュメンタリーを紹介します。
百聞は一見に如かず
2023年9月 配属2ヶ月目
瑠璃川はこれまで「トリムライン」という製品を通して、より顧客の要望に応える改良を行っていた。
現在は改良した製品のサンプルを完成させ、DNライティング技術部と連携して製品を形にしている所だ。
改良した製品のサンプル完成に至るまで、製造グループメンバーと何度も提案と相談を重ね、やっとの思いで彼女の作品を作り上げた。
製造グループの要望から「作りやすさ」だけを優先しても、原材料の「安さ」だけを優先しても、「良い物」は出来ない。
「顧客の要求水準を満たした、より良い製品」を仕上げるために、何度も失敗しながら最適解を模索していく。
当社の「失敗しても良いからチャレンジする姿勢」を後押しする環境があるからこそ、多くの業務でトライ&エラーを繰り返して経験を積むことができる。
それだけではなく、日常業務のものづくりに関わりながら製品への知識やノウハウの習得に励んでいる彼女は、徐々にその才覚を表している。
その一面が見て取れたのは、彼女がこれまで全く触れたことが無い既存の製品をゼロから試作するという取り組みを行った時だ。
当社の製品は部品の収集から材料の加工、組立までを各部署が役割を分担して行っているが、この取り組みは彼女自身が全ての工程を体験して未知の製品を完成させるという主旨で行う。
このような製品試作はエンジニアとして『物を触って手を動かしながら分からない所を解消していきたい』という彼女に絶好の機会だ。
今回彼女が挑戦する試作は、まだ使い方も分からない未知の部品を使用し完成形が分からない未知の製品を作りあげるため、エンジニアとしての実力やアイデアが試される。
しかし彼女は知識がゼロの状態から試作を完成させ、当たり前のように設計されていた構造にも疑問を抱いたり、開発をベースとした彼女ならではの意見を出したりした。
教育係はこれに驚き、今後の新製品開発に活かせるのではと期待が寄せられている。
配属2ヶ月目では『実務から入りたい』『狭く深く教わりたい』という彼女の意向がより実現された業務となっていた。
製品の知識や構造の理解を身に着ける中で、物に触れる楽しさを実感できる当社の設計。
次回、彼女はどんな試作を行い、何を学ぶのか、目が離せない。
実際に試作した製品
