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一路順風

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一路順風
会社説明会や動画だけではなかなか知ることができない、エンジニアの業務。
製品開発に携わる新入社員の瑠璃川が、1人前のエンジニアとして自身が手掛けた製品が世に出るまでを記す。
ゆえにこの連載は来月で終わるかもしれないし、10年かかるかもしれない。
Work at ADN -THE REAL-を通してADN発、新入社員成長ドキュメンタリーを紹介します。

2025年1月 配属18ヶ月目

瑠璃川はこれまで、特注案件が無事に量産を開始できるよう準備を進めてきた。
製品の生産は開始したものの、製造途中で新しい問題が発生することは珍しくないため、無事に製品が納入されるまでエンジニアが気を抜くことはできない。
自分が手掛けた製品の納入先が地元にある馴染み深い商業施設であると知ったことで、彼女の「今回の挑戦を成功させたい」という思いはより一層強くなっていた。

特注案件の量産開始にあたって、彼女は生産に関わる部署と連携しながら業務を進める必要があった。
原材料の調達を行う受注購買グループへ使用する原材料の連絡や、組立てを行う製造グループでの生産立ち合い、品質保証部との検査項目の確認など、業務は多岐にわたる。
期日までに顧客に良い製品を届けるためにも、見落としや妥協は許されない。
彼女は第一回の試作で長さが足りずビットが使用できなかった反省を踏まえて、量産開始から現地への納入まで想定外の問題を起こさずにやり遂げると決意を固めて業務に取り組んだ。
そのため、品質保証部による初回検査にも立ち合いを行い、出荷される製品の品質に問題がないことを自分の目でも確認するなど、教育係と共に細部に至るまで確認を行いながら出荷までを見届けた。

後日、グループ会社であるDNライティングの原設計担当者から再び連絡が届いた。
それは、彼女が手掛けた製品が北海道にある商業施設に無事納入されたという知らせだった。

彼女が手掛けた特注製品が無事に納入されたことで、製品技術チームに配属されてから続いていた彼女の挑戦は一つの区切りを迎えた。
今回の特注案件は成功裏に収めることができたものの、ビットの長さが足りないことが事前検証で判明するなどの反省点もあった。これからも学ばなければいけないことは沢山あると彼女は早くも次の挑戦への意欲を見せている。

初めて一から手掛けていた特注案件が一段落し、達成感を感じながら日々を過ごす中で、彼女のとある思いは強くなっていった。
エンジニアとして初めて自分が一から手掛けた製品が設置されている場所を、自分の目で見てみたい。
直近で彼女が北海道に帰省するタイミングがあったため、設置場所である商業施設を訪れる予定を組み込んだ。

次回、納入された製品を目にした彼女はエンジニアとして何を感じるのか、目が離せない。
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